宮崎県立宮崎病院
- 病院局の設計支援からスタートした
治療環境づくり - 「診療機能を効率的に発揮できる機能的な病院」という方針において中核になる手術部門・ICU部門に加え、救急・NICU・内視鏡・皮膚科など多くの部門の要望を見える化し、お客様の「想い」の具現化を行いました。
- 病院局の設計支援からスタートした
治療環境づくり - 「診療機能を効率的に発揮できる機能的な病院」という方針において中核になる手術部門・ICU部門に加え、救急・NICU・内視鏡・皮膚科など多くの部門の要望を見える化し、お客様の「想い」の具現化を行いました。
プロジェクト概要
新病院再整備には4つの基本方針「診療機能を効率的に発揮できる機能的な病院」「安心・安全で災害に強い病院」「患者・家族等利用者の視点に立った病院」「環境にやさしくコストパフォーマンスの高い病院」があり、セントラルユニは手術部門やICU部門などの「診療機能を効率的に発揮できる機能的な病院」について大きく関わりました。
宮崎県立宮崎病院 様
100年の歴史を持ち、宮崎県病院局が統括する3つの県立病院の1つ。急性期医療機関として「がんセンター、循環器病センター等の高度・先進医療の提供」「救急・小児・周産期・災害・精神などの特殊部門に関わる医療の提供」等の役割を担っている。
https://www.kenritsu-miyazakibyouin.jp/
- 病床:490床
- 手術室:10室
事例のポイント
将来の変化に対応できる手術室
将来の医療技術の進展等にも対応できるよう、医療機器が設置可能な大型手術室の新設や、新型検査機器・医療機器導入に必要な増築スペースを確保しました。
また、間仕切りの変更のしやすさなど、フレキシビリティの高い施設整備を図るとともに、「凹凸が少なくデザイン性の高い手術室」という要望に、FESを用いることで応えました。
患者にやさしい手術室空調
再整備基本方針の「患者・家族等利用者の視点に立った病院」に沿い、患者の低体温症を緩和し、ドラフトにより感じられるスタッフの不快感も軽減する輻射式空調システムコンフォート・コンダクターを全室に導入しました。
設計支援、想いの見える化
手術室に採光窓を設けてスタッフアメニティの向上の要望があがったものの、窓を設けることで外からどのように見えるのか?という検証が必要でした。セントラルユニは3Dの空間シミュレーターを駆使してその検証をお手伝いしました。
設計支援、想いの見える化
近年では手術進捗を確認するモニターなどが備品工事で天吊に設置されます。新病院では手術室も含め極力凹凸を少なくする考えのもと、手術廊下のモニターも埋め込むだけでなく、FESの工法を用いて、将来のモニター更新やサイズ変更などに対してフレキシブルに対応ができる提案もさせていただきました。