Medical gas supply system医療ガス供給システム

見えないガスを、見えるガスに
全国5,000以上の病院に納入、マーケットシェア約55%

セントラルユニが医療ガス設備をつくり始めて半世紀。
その間、医療設備メーカーとして医療ガス供給用配管に緑、青、黄、黒の被覆を施し接続間違いを防ぐ仕組みなどに取組みました。
セントラルユニはこれからも「見えないガスを見えるガスに」をモットーに製品開発に努めます。

医療ガス
供給システム

病院内で使用する医療ガスは、生命維持に直接影響するライフサポートエネルギーガスです。
供給設備には絶対の「安全性」と「確実性」が求められます。
デザインや機能は勿論、災害対策を強化し、供給元から配管、監視システム、アウトレットまで「より安全に、より確実に」という理念を徹底しています。

見えないガスを見えるガスに・・・

供給設備

供給装置

マニフォールド室に、酸素、笑気、炭酸ガス、窒素の供給装置、機械室に圧縮空気、吸引の装置を設置します。
ユニット化した供給装置により病院施設の限りあるスペースにおいて災害時など非常時の供給を維持できるご提案をいたします。

監視・警報設備

供給監視システム

医療ガス設備の稼働状況を監視し、異常をお知らせいたします。
使用量を測定することでボンベの交換時期をお知らせすることも可能です。

異常を音でお知らせするスタンダードなものから、ガスの使用状況をリアルタイムに確認できるハイエンドなものまでお選びいただけます。

区域別遮断弁

シャットオフバルブ

手術室、ICU、病室など区域毎にガスを遮断するバルブです。
災害時など医療ガスの供給が途絶えた場合でもシャットオフバルブから区域ごとに医療ガスを供給することも可能です。

配管端末器

アウトレット

医療ガスの接続間違いが起こらないよう、ガス種類により接続形状が異なる構造になっています。
配管端末器の種類は、壁取付け式、天井つり下げ式、天井巻上げ式があり、用途により選択することができます。
病室環境や内装に合わせてお選びいただけます。

施工方法・
施工期間

セントラルユニ独自の「完全火なし施工方法」

セントラルユニでは、溶接(火気用具)作業を伴わない医療ガス配管工事を行っています。
「溶接(火気用具)作業を伴わない完全火なし施工方法」を標準とすることで、改修工事の際の火気を使用することによる様々な事前準備(防火シート準備、残火確認など)を行う必要がなくなるため、工事期間短縮に寄与します。

「uni connect (ユニ コネクト)」

火気を使用せずに施工が可能です。
従来の溶接に代わり、配管の延長や増設に伴う新設配管の設置が可能になりました。
作業時間の短縮、火気使用のリスクを回避する事で大きなメリットを生み出します。

uni connect 施工イメージ

完全火なし施工方法の効果

配管接合作業時間を55%短縮可能にしました。
国公立を含め様々な医療機関で採用いただいております。

比較項目 従来工法 他社 uni connect
配管接合方法 ガス溶接接合 機械的接合 ワンタッチ及び
ロック機能付機械的接合
関連法規・規格適合 適合 不可・一部適合 適合
火気使用(火気使用届) 有り(必要) 無し(不要) 無し(不要)
既存施設作業の場合
残火管理方法
2〜4時間後の巡回 無し 無し
接合部塗装 必要 不要又は必要 不要
酸化防止措置
(不活性ガス注入)
必要 不要 不要
施工精度・施工差 施工差有り 施工差有り 均一レベルで施工可能

※関連法規・規格:公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)R4年版(2.2.2.2)
医療ガス配管設備「管の接合」 JIS T7101:2020(11.5.1)

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